新潟県の看護師求人情報10月最新版

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新潟県の看護師の転職市場の状況と特徴

新潟県の看護師の転職市場の状況①

公益財団法人日本看護協会が運営するeナースセンターの登録データに基づく看護職の求職・求人・就職に関する分析報告書によると、2020(令和2年)度の新潟県では、看護職への求職者数856に対して、求人数は2,382人(求人を出している施設数は619)となっています。

求人倍率は2.78倍と全国で16番目、全国平均の2.05倍を上回る水準です。

※公益財団法人日本看護協会 eナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人・就職に関する分析報告書2020(令和2年)度 第1章求職・第2章求人・第3章応募・就職状況より
https://www.nurse-center.net/nccs/scontents/NCCS/html/pdf/2020/202_3.pdf
https://www.nurse-center.net/nccs/scontents/NCCS/html/pdf/2020/202_4.pdf
https://www.nurse-center.net/nccs/scontents/NCCS/html/pdf/2020/202_5.pdf

新潟県の看護師の転職市場の状況②

また、JMAP地域医療情報システムの新潟県の統計によると、2021年11月時点で新潟県内には123の病院と、1,246の一般診療所があります。

人口10万人当たりの施設数では病院数が5.59(全国平均が6.49)、一般診療所数が56.60(全国平均が69.75)となり、全国平均と比較していずれも下回る水準となっています。

※JMAP地域医療情報システム新潟県統計(日本医師会)より
https://jmap.jp/cities/detail/pref/15
※2021年11月時点の地域内医療機関情報の集計値(人口10万人あたりは、2020年国勢調査総人口で計算)

新潟県の看護師の転職市場の状況③

厚生労働省が発表している「令和2年度(2020年度)衛生行政報告例」によると新潟県内の看護師数は23,390人と全国で18番目の水準で、人口10万人当たりの看護師数は1,062.6人で全国平均の1015.4人を上回る水準です。

なお新潟県の看護師の平均年齢は40.7歳です。

※令和2年度(2020年度)衛生行政報告例 令和2年(2020年)末時点【保健師・助産師・看護師・准看護師】 第1表 就業保健師・助産師・看護師・准看護師数及び率(人口10万対),都道府県別
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000032069431&fileKind=0
※令和2年賃金構造基本統計調査 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計))より
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000032069529&fileKind=0

新潟県は北陸地方に位置する人口約222万人の都市です。県土面積は約12,600平方キロメートルで全国5番目の広さを誇ります。上越地方・中越地方・下越地方・佐渡地方に分類され、下越地方には新潟県最大の市域であり県庁所在でもある新潟市があります。

国の名勝天然記念物に指定されている清津峡や越後湯沢温泉、佐渡金山遺跡などの観光地が有名です。

県内に新潟空港と佐渡空港2つの空港があるほか、上越新幹線・北陸新幹線の2種類の新幹線と信越本線・羽越本線・上越線など複数の鉄道路線があります。

代表的な病院としては、下記の病院があります。

  • 新潟大学医歯学総合病院
  • 新潟市民病院
  • 済生会新潟第二病院
  • 新潟医療センター
  • 信楽園病院
  • 木戸病院
  • 新潟県立中央病院
  • 長岡中央綜合病院
  • 新潟県立十日町病院

新潟県の看護師の年収と平均給与(統計情報)

新潟県の看護師の年収と平均給与

厚生労働省が発表している「令和2年度賃金構造基本統計調査」による新潟県の看護職の平均年収は上記のとおりです。

平均年収はそれぞれ、看護師が約490.1万円、准看護師が約418.4万円、看護助手が約324.9万円となっています。

看護師の平均年収は全国平均をやや下回り、逆に准看護師・看護助士の平均年収は全国平均をやや上回る水準です。

※令和2年賃金構造基本統計調査 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000032069529&fileKind=0

新潟県の看護師求人に関するよくある質問

新潟県の看護師の求人数は多いですか?

新潟県の看護師の求人数は多い?

新潟県の病院・一般診療所の人口10万人当たりの病院数や一般診療所数はいずれも全国平均値を下回る水準です。

また求職施設数と求人数は全国的に見て平均値を下回っています。そのため、求人数はそれほど多くないといえるでしょう。

ただし、看護師専門の転職エージェントや転職サイトでは、新潟県の看護師求人を豊富に取り扱っているため、転職先を見つけやすいでしょう。

新潟県では看護師が転職しやすいですか?

新潟県は看護師が転職しやすい?

新潟県の看護師求人の求人倍率は2.78倍で、全国平均の2.05倍を上回る水準です。

一般職業紹介における新潟県の有効求人倍率が1.58倍(令和3年12月)であり、看護師の求人倍率が1.2ポイント高い水準であることから、他の都道府県や他業種・他職種と比較すると転職しやすいといえます。

※一般職業紹介状況(職業安定業務統計)都道府県(受理地)別 労働市場関係指標(実数、季節調整値)より
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000032166004&fileKind=0

新潟県で看護師求人が多いエリアはどこですか?

新潟県の看護師求人が多いエリアは?

ハローワークで紹介されている求人情報によれば、新潟県全体での看護職系の求人(看護師、准看護師、看護助手、保健師、助産師)は1,095件あります。

そのうち、新潟市の求人が421件(約38%)、以下長岡市が93件(約4%)、上越市が88件(約8%)、新発田市が64件(約6%)、柏崎市が61件(約6%)、三条市が60件(約5%)となっており、5つの市の求人が全体の約72%を占めています。

特に新潟市は県内最大の市域で人口約79万人が暮らしていることもあり、新潟県内の求人の多くを占めていることがわかります。

※ハローワークインターネットサービスでのリサーチの結果(2022年5月20日時点)
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/index.html

JMAP地域医療情報システムの地域別統計によれば、新潟県内で病院や一般診療所が多い地域は下記のとおりです。

地域名 人口(2020年国勢調査) 病院数 一般診療所数 合計
新潟市 789,257人 42 513 555
長岡市 266,936人 11 140 151
上越市 188,047人 10 117 127
新発田市 94,927人 6 59 65
三条市 94,642人 7 55 62
柏崎市 81,526人 5 43 48

※JMAP地域医療情報システム地域別統計で調査した新潟県の統計のうち、医療機関数(合計)が多い市町村の詳細を調査した結果(2021年11月時点の地域内医療機関情報の集計値)
https://jmap.jp/cities/search

上記の結果より、新潟市・長岡市・上越市・三条市・新発田市・柏崎市では看護系求人が多い傾向にあるといえます。

新潟県の看護師の求人が多い業種は?

新潟県の看護師の求人が多い業種は?

同じく、ハローワークで紹介されている求人によると、新潟県内の看護師の求人が901件、以下准看護師が617件、看護助手が96件、保健師・助産師が73件となり、看護師と准看護師の求人数が圧倒的に多くなっています。

※ハローワークインターネットサービスでのリサーチの結果(2022年5月20日時点)
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/index.html

施設別の求人数でみると、病床数200~499の中規模病院の求人が全体の19.0%、病床数20~199の小規模病院の求人が14.3%、特別養護老人ホームの求人が9.3%、診療所(無床)の求人が9.2%、デイケアセンター・デイサービスの求人が8.4%となります。

上記5つの施設での求人が全体の60.2%を占めているのが現状です。

※ナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人・就職に関する分析報告書2020(令和2年)度 第1章求職・第2章求人・第3章応募・就職状況より
https://www.nurse-center.net/nccs/scontents/NCCS/html/pdf/2020/202_4.pdf

まとめ

今回は新潟県の看護師の転職市場の状況や特徴、看護師の平均年収などを紹介しました。

新潟県の看護師の転職事情では、人口10万人当たりの病院数・一般診療所数ともに全国平均を下回っているほか、求人数もそれほど多くないといえます。

しかし看護師の求人倍率は2.78倍と高水準で、他の都道府県や一般的な業種・職種と比較すると転職しやすいといえるでしょう。

求人が多いエリアは新潟市・長岡市・上越市・三条市・新発田市・柏崎市で特に新潟市の求人数が多いのが特徴です。求人が多い職種は看護師または准看護師となっています。

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本記事を参考に新潟県での看護師転職を実現させましょう。

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